箱根線
箱根線は謎の多い送電線です。
まず、こう長の割りに異様に号数が大きい事
真鶴線と電線路が入れ替わった事。
旧塔ノ沢線接続付近の鉄塔(現真鶴線23号鉄塔)で角度を変えて西相模変電所に向かう事。
箱根線は大正13年建設なのに西相模変電所の建設はそれよりずっと新しい事。
塔ノ沢線と箱根線との関係の事。
等謎が多いです。答えは昭和20年代なら見つかるか・・・。
早川発電所を出発する榑坪線と同一系統だと思いますが、箱根線以東は不明です。
現在の箱根線は駿東変電所と西相模変電所を結んでいます。
建設が大正13年と古くまだ古い鉄塔が残っています。
また、極めて珍しい66KVの鉄柱があります。
最近では隔年で大掛かりな建替え工事が有り、古い鉄塔は数を減らしています。
たぶん建替え工事としてはあと2工区ぐらいだと思います。
話は変わりますが、
97年頃旅行に行った時、たまたま奥湯本付近で箱根線の建替え工事をみかけ、
塔ノ沢線の失敗は繰り返すまいと立ち寄って撮影した事が有ります。
記憶より記録を心情に古い鉄塔を追いかけ始めたのもこれからだと思います。