鹿島線 寄り道鉄塔

   275KV鹿島線は200基以上で構成する規模の大きな電線路です。
   支持物は色々な鉄塔がありますが、特にこの場所は珍しい鉄塔が建てられています。
   この場所で常総変電所に接続するのですが、甲線のみ立ち寄り接続し、
   甲・乙は別々の鉄塔になっています。




   

   左が鹿島線乙47−1号  右が甲47−1号です。
   奥の鉄塔は鹿島線47号です。
   常総変電所接続により鉄塔が新設され、線下に農道が存在していた為、
   農道を挟む形で回線別鉄塔になったと思われます。



   

   47−1号より常総変電所側を撮影
   47−2〜と鉄塔が続く
   電線路の確保に苦労したのかかなりジグザグに通っています。



   

   常総変電所付近の鉄塔です。
   手前の鉄塔が鹿島線47−13号です。
   鉄塔下につくばエクスプレスが通っています。


   

   甲47−1号に戻ります。
   常総変電所に立ち寄りしています。 1号線側
   気になるのが下の腕金・・・昔は2号線が交差していたのか?



   

   甲号を見上げて撮影。



   

   プレートには昭和50年の記述
   回線番号札には新野田〜常総の表記
   ちなみに反対側には常総〜鹿島の表記有り。


   

   乙号は素通しで取手線を支持している。
   2号線も角度無し


   

   プレートには昭和59年の記述
   甲号と建設時期が違う。
   鉄塔の形が違い鋼材も新しく見える。

   甲号の下段腕金の存在や乙号の建設時期の違いなど
   謎が多い状態である。
   今度昔の航空写真でもじっくり確認したいと思う。
   
   鹿島線追跡時の撮影の為、あまり時間をかけられなかった為、
   もう一回じっくり見てみたい。





   戻る

inserted by FC2 system