八ツ沢線/宮ヶ瀬線
八ツ沢線と宮ヶ瀬線の接続は宮ヶ瀬発電所が建設された戦中(昭和18年頃)に出来た設備と思います。
その後、八ツ沢線は全面建て替えされている事から、現在残っている鉄塔は昭和32年製と思われます。
接続部分は八ツ沢線が2回線なのに対し、宮ヶ瀬は1回線なので、
2回線への分岐と回線切り替えの為の開閉塔を備えています。
左から 宮ヶ瀬線41甲・乙号、八ツ沢線64号、宮ヶ瀬線42号です。
八ツ沢線64号は昭和32年製と思われます。
接続部分のアップ画像 元々分岐する為の構造になっている。
宮ヶ瀬線42号
八ツ沢線・1号線に接続する為に折り返し支持しています。
宮ヶ瀬線41号
この鉄塔で回線毎の開閉を行なっています。
この時は1号線が接続されていました。
鉄塔の高さは9メートルです。
宮ヶ瀬線40号で八ツ沢線接続の為、1回線から2回線に分岐します。
ちょっと変わった鉄塔の形です。
分岐部分のアップ画像 1回線を2回線に分岐している。
宮ヶ瀬線39号 (現在は鉄塔に建て替えられている)
宮ヶ瀬線は戦中建設で物資が不足していた事から
木柱で電線路が作られました。
以上、色々な画像を貼り付けましたが、
珍しい支持物ばかりで貴重な場所といえます。
宮ヶ瀬線は全線鉄塔化されましたが、1回線は継続されていますので、
今後どの様に変化していくのか気になります。