コン柱分岐4回線

   このコン柱は八ツ沢線/桂川線を並列併架し、八ツ沢線は津久井線と接続されています。
   以前は開閉設備が有った様に思われ、この様な構成のコン柱は大変珍しいです。


   

  八ツ沢線90号です。
  左の電線路は八ツ沢線 更に左端から入ってくる電線が津久井線
  右の電線路は桂川線です

  

   八ツ沢線との接続部分  電線を縦横に並列に張り、接点に近い部分で上下に電線を繋げ、接続させています。
   変電所の鉄構で多数く見られ、現存する酒匂川線99号(大正2年建設)の分岐鉄塔もこれと同様の接続方法でした。

   津久井線は昭和18年建設で昭和32年建設の現・八ツ沢線より古いです。
   このコン柱はいつ頃の建設でしょうか?


  

   並列して碍子や電線が12本並ぶと迫力があります。
   コン柱を見ると昇塔用に古い鉄塔の主柱材が取り付けられています。
   かなり古そうで、以前建て替えした部材を使用していると思われます。


  

  かなり前に撮影した画像
  色々な札が取り付けられている事を強調して撮影
  尚、現在は手前の桂川線の札はなく、八ツ沢線の札になっています。




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