引退鉄塔 03年度

   ここのページでは03〜04年にかけての建替え工事で姿を消したと思われる
   鉄塔を紹介します。
   全てを確認したわけでは有りませんのでもしかしたら残っている鉄塔も有るかもしれません。
   また、私の持分の画像の公開なので、全てを網羅しているわけではありません。
   03年は安土線の原型鉄塔が無くなった事が大きいです。


 安土線 3号(老朽化)

   

  老朽化による建て替え 猪苗代旧幹線より古い大正2年の建設だった。
  耐張碍子は1925年製が今まで使用されていたのも驚き。
  1〜10号まで建て替えられて、もう原型鉄塔は1基も存在していません。
  この鉄塔と同型の鉄塔は廃線となり残されている谷村線・道志川線と、
  改造された酒匂川線の最終鉄塔のみとなります。


 川世線4号(増強化)

   

  増強工事による建て替え作業 第3京浜国道付近の鉄塔
  川崎市内の川世線は平成6年より建て替え工事が進み、
  2000年からは急速に建て替え工事が進み、半分以上が
  建替えられています。


 千南線特3号(増強化)

   

  2000年の川世線建て替え工事でこの鉄塔も建て替えられると
  思ったが残った鉄塔。
  今回の川世線建て替え工事により建て替えられた。


 水戸線35号(老朽化)

   

   水戸線は今まで市街地のみ建て替えられていましたが、
   今回は田畑地内の大規模な建て替えになりました。
   15基ぐらいの建て替えになっています。





 箱根線483号(廃線)

   

   箱根線のこの区間は真鶴線と2001年から併架になり、
   予備線として箱根連絡線になりました。
   そして2003年秋より467〜487号まで廃線となりました。



 箱根線435線(老朽化)

   

   大正13年の箱根線 奥湯本付近の鉄塔
   平成になってから繰り返し工事が行われ、
   箱根の神奈川側の鉄塔もほとんど建て替えられました。
   あと少しだけ当時の鉄塔が残っています。


 小田急向ヶ丘線3号(?)

   

    東急田園都市線の上を通る軌道上線だった。
    


 上越幹線57号(老朽化と高低差バランス対策)

   

  鉄塔の斜材が逆三角形になっている珍しい鉄塔
  しかも懸垂吊はこの1基だけだった。
  群馬幹線の建て替え工事により、2004年秋より行われる
  上越/群馬幹線建て替え工事(59号)の前作業として建替えられた。



 上越幹線61号(老朽化と高低差バランス対策)

   

  群馬幹線の建て替え工事により、2004年秋より行われる
  上越/群馬幹線建て替え工事(59号)の前作業として建替えられた。
  この画像では背景が田園風景になっているが、
  現在は大型ショッピングセンターが出来て、風景が一変している。



 電業社三島線1号(廃線)

   

  この鉄塔は耐張吊碍子が腕金に付いていない珍しい鉄塔でした。
  昭和40頃建設された様ですが、03年廃線になりました。



 南部線17号(老朽化)

   

   川世線とともに南部線の鉄塔も建て替えが急速に進んでいる。
   この鉄塔は以前引き下げ線が有った様だ。
   なお、04年4月下旬ごろ東海道新幹線より確認したところ
   既設21号の耐張吊鉄塔まで電線が引き抜かれ、
   04年5月中旬には新しい電線に張り替えられていた。
   21号〜22号で新幹線を横断している。



 駒形線20号(廃線)

   

   以前から予備線扱いになっており、気になっていた鉄塔。
   建設は昭和11年だが、電線路としてはそれ以前から存在していた
   可能性がある。


 片品川線136号(老朽化)

   

   コン柱の片品川線も毎年建て替えが行われる様になってきました。
   この種の支持物は少ない為に少しでも残ってほしいものです。
   話は変わりますが、昔この構造物と同じコン柱が横浜市内に存在していました。
   現在の首都高速狩場線と同じ所を通り、保土ヶ谷変電所から
   横浜元町方面に伸びていた様です。 
   川を挟んだ1回線毎のコン柱でした。


 前久保鉄構(老朽化と地上高確保対策)

   

   JR送電線の鉄構
   03年10月頃から工事が始まった。
   右端に写っている工事車両は送電線工事用です。



前久保武蔵境線1号(老朽化と地上高確保対策)

   

   前久保鉄構の撤去に伴う建て替えが実施された。





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